第194号 2003/10/17 聖マルガリタ・マリア・アラコックの祝日
「あなた様は私に何をお望みですか」 「私はあなたが来月の13日ここに来ること、毎日ロザリオを祈ること、そして読むことが出来るように勉強することを望みます。」 （ファチマの聖母 1917年6月13日） |
アヴェ・マリア！
兄弟の皆様、
今回もロザリオの祈りに関する教皇様の回勅をお読み下さい。
天の偉大なる元后に対するかくも大きく信頼に満ちたこの敬虔は、毒に満ちた誤謬が広がり、或いは不道徳が満ち満ちる、或いは教会の敵の強力な攻撃が天主の戦闘の教会を危険に晒す、その度に、強烈な輝きをもってきらめいた。過去と現代の歴史、また教会の最も記念すべき祝日は、天主の御母に対して為された公のそして個人的な懇願と、そしてその返答として童貞聖マリアによって与えられた助け、聖母の仲介によって天主の力によって得られた公的な平和と平穏の記憶を思い起こさせる。そこから、『キリスト信者の助け手、福祉者、慰め手』『万軍の元后』『勝利と平和の分配者』という称号によって私たちは聖母にあいさつする。これらの全ての称号のうち、特に優れて荘厳なものはロザリオの祈りによって聖母に来た称号であり、ロザリオの祈りによって、キリスト者の名を持つものが聖母に恩をもつ素晴らしい善き業が永遠に聖別された。」
レオ13世 回勅『スプレーミ・アポストラートゥス』1883年9月1日
善きロザリオの聖月をお過ごし下さい！
トマス小野田圭志 （聖ピオ十世会司祭）